歴史と自然巡りの旅 飛騨こくふ

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洗心の森(生活環境保全林)

安国寺裏山に広がる約19㌶の緑の中に、西国三十三か所札所巡りを擁する鎮守の森です。日本でも数少ない1000段の石段があり、頂上(標高約850m)の展望広場からは、乗鞍や御嶽、白山連峰などの大パノラマが満喫できます。眼下には、荒城川流域の見事な田園風景が広がります。

約4.1kmの遊歩道が整備されており、一周約2時間のコースです。子どもからお年寄りまで気軽に森林散策が楽しめます。ハイキングコースとして、毎年海外からの団体旅行者が訪れています。どうぞ、足をのばして心身ともにリフレッシュしてみてください。

西国三十三か所札所巡り

安国寺の裏山に、明治末期から大正時代にかけて地元住民らの労力奉仕と浄財によって西国三十三か所観音札所巡りがつくられ、信仰の山として親しまれてきました。

標高850mの山頂に鎮座する4m余りの石仏三体は、運搬する機械のない時代に、雪を利用して急な斜面を人の力で原石を引き上げ、そこで彫刻されたものです。当時の人々の深い思いがしのばれます。ゆっくり静かに登るとき、途中で出会う石仏に心が癒されます。

洗心の森ガイドマップPDFダウンロード

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住所
高山市国府町西門前