歴史と自然巡りの旅 飛騨こくふ

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なつめ

中国原産の果樹で、実を乾燥させ漢方薬に用いたり、薬膳料理として珍重されてきた「なつめ」。
実は赤茶色で大きさは2~3センチで、リンゴのような酸味が特徴です。
なつめは、国府小学校校歌に歌われるほど農家の庭先にあり、特に木曽垣内地区は、古くから栽培が盛んな地として知られています。飛騨地方には、赤茶色く熟した果実を生で食べたり、砂糖と醤油で甘く煮て食べる(甘露煮)食文化があります。
なつめの成分に花粉症の症状軽減に効果があると、テレビ番組でとり上げられたこともあります。
近年、食生活の変化により需要が減ったことから、生の果実(収穫時期10月頃)を店頭で手軽に入手できることが少なくなりました。地元の業者がなつめの甘露煮を缶詰、ビン詰めにしたものが、限られたお店で売られています。

制作:Goovie 岐阜×動画

問い合わせ先
特選館あじか
住所
高山市国府町金桶64-1
電話番号
0577-72-0150
備考
■季節限定の商品です。