歴史と自然巡りの旅 飛騨こくふ

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飛騨牛

牛は自然の生き物です。 自然のエサで、自然に近い環境の中でのんびり育ててやるのが一番なんですよ。 野菜をみてご覧なさい、朝昼晩の温度差がきちんとあって夜露にぬれたのはおいしいでしょ。 同じですよ。
牛への愛情が基本で、牛との対話(コミュニケーション)を大事にしています。 健康状態、ストレス、食欲などに気を使い、どれだけ丹精込めて育てるかがポイントですよ。 これらが肉にした時、飛騨牛はいいという評判につながるんです。 エサもとうもろこし、麦、わらなど天然素材の飼料に限ります。 遺伝子組替えなどとんでもないですよ。
牛一頭づつを大切に愛情込めて育てています。これにつきますね。

(有)牛丸畜産 牛丸国行さんの話

飛騨牛のルーツ

岐阜県が昭和56年に兵庫県から種牛「安福号」を1000万円で導入し、県の畜産研究所で肉質の改善を図り、安福号の種から生まれた子牛が市場に出回るようになり、当時平均で25万円程度であった飛騨小牛市場価格が平成3年には70万円を超え、全国トップになり、現在もトップを維持しています。
5年に1度開催される「和牛のオリンピック」(正式名:全国和牛能力共進会)では、第8回、第9回と連続して最優秀枝肉賞を受賞し、飛騨牛は「肉質日本一」に輝いています。
第10回大会(平成24年開催)では、惜しくも大会三連覇は達成できませんでしたが、飛騨牛の肉質の良さを充分にPRできました。

第8回大会(平成14年開催)では、地元国府町の㈲牛丸畜産の出品牛が最優秀枝肉賞を受賞し、枝肉単価10万6,100円/キロで落札され、一頭4,465万円と大会史上最高値がつきました。

ホームページ
http://www.hidagyu-gifu.com/