歴史と自然巡りの旅 飛騨こくふ

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高堂城跡

かつて広瀬郷を治めていた広瀬氏の居城で、築城時期は不明ですが山崎城から移動し広瀬左近将監利治が築城したと云われています。標高は780mの大変急峻な山です。天然の要害を成す堅城ですが、あまりにも日常生活面等では、不便と思われます。のちに、城主は三木自綱に移りましたが1585年飛騨に侵攻した金森長近に攻められ降伏しました。名張の広瀬城とつながっています。

 

岐阜県指定重要文化財(昭和45年8月11日指定)

山城縄張り図ダウンロード

住所
高山市国府町瓜巣字かうと洞
備考
■アクセス
この城の登り口は、瓜巣公民館下手の道を途中まで車で上がることができます。林道の終点に車を止め左に行くと、かうと洞1号古墳、かうと洞2号古墳があり、そのすぐ上のところに大型の堀切があります。
山道をしばらく行くと、「信号所跡」の立札があり、さらに上がると幅1mで両側が絶壁になった道が続きます。馬止めから尾根伝いに腰曲輪があり、下からの敵に備える造りになっています。